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振込み誤送金時の取り戻し方

あちゃー、やってもうた。石巻市役所。1億2600万円誤送金や!

銀行振込で間違った相手に振込をしてしもた場合はどうしたらええのでっしゃろか?このようなケースで行う手続きを「組み戻し手続き」と呼びまんねん。ただ、この間違った振込で振り込んでしもたお金を取り戻すちうのは結構エライやったりしまんねん。
相手が応じない可能性があるんやし、また、高額な組み戻し手数料ちうコストもかかるんや。一番は振込間違いをせんちうことや。

間違い振込みの返金手続きの流れ

まずは、組み戻し手続きの流れを簡単に説明していきまんねん。

1.振込依頼をした銀行(A)に組み戻しの手続きの依頼をする。
2.Aは振込先銀行(B)に組み戻し依頼を行うわ。
3.Bは間違って振込をした先(C)に組み戻しの了解を得る。
4.組み戻し手続きの開始、あんはんの銀行口座にお金が戻る。

また、組み戻しを行う場合、組み戻し手数料ちう手数料が銀行によって異なりまっけど800円~1000円(税別)程度かかるのが一般的や(最初に払った振込手数料とは別)。

組み戻しの流れにおいて一番の課題は「3」の間違って振込を受けた先の了解を得るちうトコや。
一旦Cはんの口座に振り込まれたお金はたとえ間違いやったとしても、Cはんの了解なしに銀行が勝手に取り出すことはでけへんのや。

銀行は、Cはんにコンタクトは取りまっけど、電話に出ない、連絡がつかないちうことでなかなか話が先に進まないちうケースや、場合によってはCはんが組み戻しを拒否した場合には銀行はそれ以上の手続きをすることはできまへん。

拒否された場合でも、振り込んだお金はあんはんのお金やので民事裁判をするやらなんやらして返金を求めることは可能や。せやけど、裁判には時間も費用もかかるんやし、回収できる保証もおまへん。

間違い振込のお金を受け取った場合

こりゃラッキーってネコババはあきまへん。

組み戻し手続きは拒否することができるっていうことは、拒否してしまえばその間違ったお金はオノレの物になる?と思われるかもしれまへんがそれは違いまんねんわ。

法律的に、誤振込で受け取ったお金については「不当利得」となり返還する義務を負っていまんねんわ。

銀行から組み戻しについての依頼を受けた時点で、誤入金であることを知らなかったちう理屈は通りまへん。銀行預金内に入金されとるだけの状態なら刑事上の責任はおまへんが、ATMや窓口でお金を引き出すと窃盗罪や詐欺罪として刑事罰の対象となる判例がでておるんや。

間違って振込を受けた方も手続きやらなんやら多少難儀なこともあるでっしゃろが、ぜひ協力してあげておくんなはれ。
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