国産初ジェット旅客機「MRJ」が今日午前中に県営名古屋空港から初飛行に成功しました。
MRJは国産ジェット旅客機としては日本発、国産の旅客機としてはYS-11以来、約50年ぶりのことです。
初飛行の映像を見ましたが、とても美しく気品があり鳥肌が立ちました。きっと実際に現場で見ていた人たちは感動の余り泣いてしまったことでしょう。
実際にインタビューされた人の中にはMRJ初飛行で涙が出たとおっしゃってる方もいました。
MRJ初飛行は県営名古屋空港から、午前9時35分に離陸で開始されました。
MRJは「キゥーン」というかん高いエンジン音を響かせながら機首を浮かせ滑らかに空に飛び立っていきました。
初飛行の離陸は完璧で大成功でした。
その後MRJは北に向かった後に大きく右へ旋回し、南に広がる太平洋の遠州灘方面に向い、その上空でまずは進行方向の調整や上昇、下降などの基本性能を確認し、約1時間半後、同空港に戻ってきた。
飛行の様子のVTRに横に小さい飛行機が近距離で付いていっているのに気になる人もいると思いますが、
あれは航空自衛隊のT-4練習機で、MRJ初飛行のエスコート役です。ニアミスではないので安心してください。
無事に初飛行を終えて帰ってきたMRJには見物人から大きな拍手が寄せられました。
日本中で初飛行を待ち望んでいた人が多くいたようで、インターネットの生中継は午前8時半ごろに始まり、機体が滑走路に移動した9時半ごろには視聴者が急増したためか視聴ができなくなりました。
その時点での合計視聴数は94万件を超えていた。
実際にMRJの初飛行を名古屋空港まで見学には行けないけれども、それでも生で見たいという人が大勢いたんですね。
順調に進めばMRJの納入はANAへ2017年春以降になるそうです。それまで待ち遠しいですね。日本国中で見守っているMRJの成功を祈っています。
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