群馬県沼田市で起きた悲劇はだれにでも起こりえるのか?
群馬県沼田市で起きた悲劇は検診中に検診台からずり落ち、それを操作している技師が気がつかずに動かしたため機械に頭が挟まり死亡したというもの。
普通のバリュウム検査で命を落とすなんて、家族はもとより本人も思いもよらないですよね。
本人は糖尿病の持病も持ち、検査中に低血糖を起こし意識を失いたのではないかと、ご主人が話しているようです。ただ、検査中にずり落ち防止の肩あてがあるのですが、それが使用されていなかったということで、群馬県警が業務上過失致死もしやに操作をしているそうです。
検査中は技師の言うことが頼りで、患者はなすがまま。原因の究明と再発防止に努めてもらいたいです。
【以下朝日デジタルより】
群馬県沼田市のブラジル国籍の女性が検診車内でX線撮影の際に死亡した問題で、検診を実施した全日本労働福祉協会(東京)は26日、設置した事故調査委員会の報告書を公開した。事故の要因については、頭を下にした状態で撮影台を左に傾けたことが滑落を招いたことや、放射線技師が女性の位置を監視モニターで確認せずに撮影台を動かしたことなど複数の要因が重なったと結論づけた。
沼田署によると、沼田市恩田町のパート、マスコ・ロザリナ・ケイコさん(58)は5月8日、胃のX線の撮影の際、撮影台と車内の壁に挟まれ、死亡した。県警は、業務上過失致死の疑いでの立件も視野に捜査している。
報告書によると、撮影台にうつぶせになり、頭が下に傾き、そのまま左方向に傾いた際に、マスコさんが何らかの理由で手すりを離し、体が滑って頭部が左側角の縁を乗り越えたと推測。診察した放射線技師は女性の状況を十分に確認しておらず、滑落に気がつかず撮影台を水平方向に戻したため、頭が挟まれたという。
ご冥福をお祈りします。
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